食品の包装資材を選ぶ際、「できるだけコストを抑えたい」というニーズと、「酸化や湿気による品質劣化を防ぎたい」というニーズがあります。
ベリーパックのスタンドパックシリーズ AP と BP は、どちらも食品包装に使いやすい自立袋ですが、フィルム構成とバリア性能に違いがあります。
この記事では、APとBPの違いを比較し、どのような食品にどちらの袋が向いているのかを分かりやすく解説します。
APとBPの違いを比較
| 項目 | AP | BP |
|---|---|---|
| フィルム構成 | OPP#30 // CPP#50 | バリアOP#30 // CPP#50 |
| 酸素バリア性 | 標準 | バリアあり |
| 防湿性 | ○ | ◎ |
| 脱酸素剤との併用 | △ | ○ |
| 透明性 | ◎ | ◎ |
| コスト | ◎ | ○ |
| サイズ展開 | 5サイズ | 10サイズ |
| 自立性 | ○ | ○ |
| ノッチ | ○ | ○ |
一番大きな違いは「バリア性能」
APとBPの大きな違いは、表面フィルムの構成です。
APはOPP/CPP構成のスタンダードなスタンドパック。
一方、BPはバリアOPを使用しており、APよりも酸素や水分の影響を受けにくい構成になっています。
そのため、コストを抑えたい商品にはAP、酸化や湿気などによる品質劣化をより抑えたい商品にはBPが適しています。
APが向いている食品・用途
APは、包装コストを抑えながら、透明性やスタンドパックの使いやすさを確保したい場合におすすめです。
APのおすすめ用途
- 米菓・煎餅
- 焼き菓子
- 乾物・珍味
- 比較的短期間で消費される食品
- コストを抑えたい食品包装
特に、商品の回転が早く、長期間の保存よりも包装コストや見た目を重視したい商品と相性のよい袋です。
「できるだけ安く食品用のスタンド袋を使いたい」という場合は、まずAPを候補にするとよいでしょう。
BPが向いている食品・用途
BPは、酸素や湿気による品質劣化をより抑えたい食品におすすめです。
BPのおすすめ用途
- ナッツ類
- ドライフルーツ
- 豆菓子
- 油脂を多く含む食品
- 賞味期限を長く設定したい食品
- 脱酸素剤を使用する食品
特にナッツ類やドライフルーツなど、酸化や湿気の影響を受けやすい食品では、バリア性のある袋を使用することで品質保持をサポートできます。
また、BPは脱酸素剤との組み合わせにも適しています。
ただし、脱酸素剤を使用すれば必ずカビが発生しないというわけではありません。食品の水分活性、殺菌・衛生管理、充填条件、保存温度などによっても品質保持性能は変わります。
APとBP、どちらを選べばいい?
迷った場合は、次のように考えると選びやすくなります。
コストを重視するなら「AP」
- 包装コストをできるだけ抑えたい
- 商品の回転が早い
- 比較的短期間で消費される
- 透明性や自立性を重視したい
→ APがおすすめ
品質保持を重視するなら「BP」
- 酸化しやすい食品を包装したい
- 湿気による品質劣化を抑えたい
- 脱酸素剤を使用したい
- 賞味期限を長く設定したい
- 高付加価値商品の品質を守りたい
→ BPがおすすめ
ナッツ・ドライフルーツならどっち?
例えばナッツやドライフルーツの包装では、酸素や湿気による品質劣化が問題になる場合があります。
そのため、品質保持を優先するならAPよりもBPを検討するのがおすすめです。
特に脱酸素剤を使用する場合は、包装袋そのもののバリア性能も重要になります。
AP・BPのサイズと購入単位
ベリーパックでは、AP・BPともに食品包装に使いやすいスタンドパックとして取り扱っています。
AP:5サイズ展開
小容量の商品から大容量の商品まで、用途に合わせてサイズを選べます。
BP:10サイズ展開
ミニサイズから大きめのサイズまで、より幅広い食品・内容量に対応できます。
また、100枚単位から購入できる商品のため、まず少量で試してみたい場合にもおすすめです。
※販売単位・在庫状況は商品ページをご確認ください。
APとBPの違い|まとめ
APとBPの違いを簡単にまとめると、
コストを抑えたいならAP。酸化・湿気対策など品質保持を重視するならBP。
という選び方がおすすめです。
| こんな場合 | おすすめ |
| とにかくコストを抑えたい | AP |
| 透明なスタンドパックを使いたい | AP / BP |
| 比較的早く消費される食品 | AP |
| 酸化しやすい食品 | BP |
| ナッツ・ドライフルーツ | BP |
| 脱酸素剤を使用したい | BP |
| 賞味期限・品質保持を重視 | BP |
食品包装袋は、食品の種類だけでなく、内容物の油脂量・水分・賞味期限・保存温度・脱酸素剤の使用有無などを考慮して選ぶことが重要です。
「APとBPのどちらを選べばよいか分からない」「自社の商品に合う袋を知りたい」という場合は、ベリーパックまでお気軽にご相談ください。
サンプルで実際のサイズや使用感を確認してから検討することも可能です。
在庫・サイズについて
- AP:5サイズ展開(小〜大)、100枚・500枚・1ケース単位で購入可能
- BP:10サイズ展開(ミニサイズ〜大)、試注文しやすい100枚単位から対応
おわりに
包装資材の選択は、食品の品質保持・ブランド価値・コスト管理に直結する重要な経営判断です。APとBP、どちらが自社の商品・用途に合うか不明な場合は、お気軽にご相談ください。サンプルのご請求もお受けしております。